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豊田 高秀 院長の独自取材記事

豊田歯科

(岡崎市/岡崎駅)

最終更新日:2021/10/12

豊田高秀院長 豊田歯科 main

JR岡崎駅から車で5分ほどの場所にある「医療法人互恵会 豊田歯科」。クリニックの前や近隣に駐車場が用意され、車での通院に便利。同院は一般的な歯科診療を行う部門と、ホワイトニングを行う部門が並び、真ん中で行き来できるようになっている。院内は大きな窓があるためとても明るく、窓の向こうには植栽された緑が広がる。院長の豊田高秀先生は、緊張感を和らげ、リラックスできるようにできるだけ自然のものを取り入れて同院を造ったそう。内装にも木がふんだんに取り入れられている。豊田院長は「患者さんが笑顔で通い続けられる歯科医院をつくりたい」と開業。包括的な歯科治療を基軸に、一人ひとりの患者に必要な治療を提案。丁寧に説明をしながら患者とのコミュニケーションをとる診療スタイルだ。

(取材日2019年11月15日)

「患者が笑顔で通い続けられる歯科医院」をめざす

歯科医師になろうと思ったきっかけなどありましたらお聞かせください。

豊田高秀院長 豊田歯科1

もともとは医師志望だったのですが、韓国の大学に在学中、同じ下宿先のソウル大学医学部の先輩から、「医師は一生懸命に力を尽くして手術が成功しても、患者さんが亡くなってしまうことがある。それがつらい」と聞きました。自分が人の死に向き合えるのかと不安になりました。そんな中、「命に直結するものではないけれど、歯科医師への選択肢もあるのでは?」と言われ、仕事の内容を聞いたりしているうちに歯科医師に興味を持つようになりました。今となっては、この道に進んで良かった、自分の天職だと思っています。ちなみに、息子は歯科医師で当院に勤務しており、娘は内科の医師になりました。

実際に歯科医師になっていかがでしたか?

当院の開業時からのコンセプトは「患者さんが笑顔で通い続けられる歯科医院」です。笑顔で通い続けていただくことが、いろいろな意味での健康につながります。食べ物が入るお口は健康の入り口です。その健康を維持していくことが、僕には合っていますし、細かな手作業が得意だったということも歯科医師を天職だと思える理由の一つでもあります。大学を卒業してから28年来となる患者さんもたくさんいらっしゃいますので、その方たちの歯が失われないように診ていく、お口の健康を保っていくように自分としては理想的なことができると思っています。

長いお付き合いの患者さんが多いのですね。

豊田高秀院長 豊田歯科2

その方たち紹介が重なってここまでやってこられたというのはありますね。僕は子どもの頃から歯医者さんが苦手で「なんでこんなに痛い思いをしなきゃいけないんだろう」と思っていましたので、自分が開業するときは、患者さんを「家族のように、友人のように、恋人のように」思って診療したいと思いました。僕だけでなくスタッフにもその想いを伝えています。

「自分の歯に勝るものはない」をモットーに診療

こちらの医院の治療方針を教えてください。

豊田高秀院長 豊田歯科3

自分の歯に勝るものはありませんから、できるだけ入れ歯治療やインプラント治療が必要にならないようにするためにはどうしたらいいのかを追求します。また、患者さんが笑顔で通い続けられるようにするのが僕たちの役目です。歯科医師による治療だけでなく、スタッフがいかに患者さんと良い関係を築いていけるかも重要です。患者さんに良い気分で来院していただき、クリーニングによる口腔内のケアで、良い状況を維持していくようにしていきます。患者さんが口腔内の変化に気づく前にスタッフが気づくのがベストですね。痛いから、何か問題があるから治療するということは、歯科の場合は後遺症のようなものが残ります。削って詰めるということを繰り返すことのないように早めに気づいて対処し、体に金属を入れることをできるだけなくしたいと思っています。

得意な治療や力を入れている治療についてお聞かせいただけますか?

当院はフルマウスのリコンストラクション、すべての口腔内を一塊として診ていく包括的歯科治療をしています。歯周病、虫歯、外科手術などを行いながら、必要に応じて歯列矯正やインプラント治療をしたり、セラミックなどの補綴物を使って審美面にも配慮しながら治療をしていきます。患者さんには目で見てもらうのが一番わかりやすいため、当院は大きなモニターを導入しています。そのモニターを使って、治療前後の写真を見てもらい、めざす治療を説明しています。

予防歯科にも力を入れていらっしゃるのですね。

豊田高秀院長 豊田歯科4

予防で重点を置いているのはお子さんの診療です。5~6歳くらいから通っていただくことで、虫歯予防だけでなく、咬合育成にも取り組んでいきます。当院でそれくらいの年齢から通っている子については、虫歯もなく、噛み合わせも問題ない状態になるように診療に取り組んでいますが、その状態を保つために大人になっても上手に歯科医院を利用してくれたらいいなと思っています。現在当院では、小児歯科が専門の歯科医師に来てもらっています。治療に関してはゆっくり行いますし、外が見えたり、待合室で楽しく過ごせたりしますので、当院に来院して泣いたりわめいたりする子はあまり多くない印象ですね。夕方になると子どもが増えてここだけでは抱えきれなくなってきていますので、今後は別にもう一棟、小児専用の建物を増やしたいと考えています。

安心のためにより良い環境を追求し続けたい

開業の際に、内装などでこだわった点などありますか?

豊田高秀院長 豊田歯科5

できるだけ自然のものを取り入れるようにしました。開業前に勤務した場所はどこもビルの中でしたので、壁が真っ白で目が疲れましたし、箱の中にいるように感じていました。そういう経験もあって、患者さんも自分も気持ち良く過ごせる空間にしたいと思いました。全面ガラス張りの部分を取り入れ、開放的な空間で緊張せずにゆったりできるようにしています。壁紙を貼らず、木やコンクリートの壁にしている所もあります。開業して10年後に増築した隣の建物はホワイトニングやクリーニング、デンタルエステ等をゆったり受けられるための場所で、ちょっと雰囲気を変えてモダンな感じにしています。院内では僕自身もリラックスしたいという想いがあります。毎日患者さんの口の中を治療し、常に緊張の連続ですから、落ち着ける場所が必要なのです。

滅菌・除菌にもかなり力を入れていらっしゃるのですね。

まず、当院で使用している水は、ユニットだけでなく、元栓のところから中性電解水にしていて、すべての水が飲める水なんですよ。またさらに、消毒用には殺菌した水を使用しています。このように滅菌、除菌にこだわるようになったのは、最初に勤務した歯科医院の院長から「ここにあるものすべてを口の中に入れられるか? それが“滅菌”ということなんだよ」と教えられたことがきっかけです。自分がちょっとでも嫌だなと感じることは患者さんにはできませんし、自分自身が安心できるような状態をめざしていくためには、滅菌のための機器や技術は進化しますので、探し続けていくしかありません。開院当初は通常の歯科医院と同じような滅菌レベルでしたが、自分自身が安心したいですからね。より良い環境をめざし続けているんです。

最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

豊田高秀院長 豊田歯科6

当院に、まずは気軽に来ていただければうれしいですね。治療のためでなくても、見た目で気になっている部分について「きれいになりたい」という想いでも構いません。来院されましたら、口の中を診させていただいてから、アドバイスをさせていただきます。ご要望に合わせ、適切な治療方法を治療期間や費用も含めて説明します。自分の口の中の状況を知ることは大事ですよ。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児歯列矯正/27万5000円~、小児矯正から成人矯正へ進む場合/+66万、成人歯列矯正/99万~、インプラント治療/38万5000円、セラミックを用いたかぶせ物/9万9000円~、セラミックを用いた詰め物/3万3000円~、ホワイトニング/1万6500円~

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